7月の法語

心を直さぬ学問して何の詮かある

鎌倉時代中期の僧叡尊の言葉です。
学問の目的とはいったい何でしょうか。知識を吸収することでしょうか。
叡尊は、心を直すのが学問の目的だというのです。
「詮」には種々の意味がありますが、ここでは、かい、しるし、ききめ、効果などの意味です。「詮無い」といえば、仕方がない、無益である、という意味ですね。
叡尊は、心を直さない学問は役に立たないし、やっても仕方がない、いったいどんな効果があるというのだろうか、というのです。
心を直すとは、心をまっすぐにし、心を正すことだと教えています。
「学びて然る後に足らざるを知る」と『礼記』はいいます。学問をして初めて自分自身の不十分さを知るのです。
善導大師の『観経疎』に「学仏大悲心」という言葉があります。学ぶというのは、「み仏の大慈悲の心に学ぶ」という意味です。
みなさん、頑張りましょう。

出典 『仏教名言ノート』 辻本敬順 より

 

 

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