【仏教×SDGs】「ジェンダー平等」を考える宗教教育研修会を実施しました(9/15)

9月15日(火)に扇城学園の宗教教育研修会が開催されました。今年は「扇城学園のSDGs宣言」に関連して、SDGsの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」について学びました。

ご講師は福岡県よりGID Link代表の椎太信さんをお招きし、「多様な性〜性同一性障害について〜」と題し、総合選択コース3年生(子ども保育系、キャリア系)に特別授業をしていただきました。教職員は参観をする形で今回の研修に代えました。

前半の1時間は、子ども保育系とキャリア系で別のテーマを設定し、少人数グループで考え、意見を発表しました。子ども保育系では保育園や幼稚園の現場でどう対応するかという難しい設定でしたが、椎太さんのアドバイスをいただきながら真剣に考えていました。

後半は、性同一性障害の「当事者」である椎太さんのこれまでの経験を中心にご講演をいただき、多様な性をもつ私たちがどのように考え行動すべきかを考えました。またLGBTについて分かりやすく説明していただきました。

3年生はこれまで2年間の人権学習でLGBTについて継続的に学習してきましたが、今回は当事者の方から直接話を聞くということで、2時間集中して講義を受けることができました。なお、キャリア系はクラスのSDGsの実践活動が「ジェンダーレス制服をデザインしよう」というものであり、この講義を通じてより深く学べたことで、今後の活動につなげて欲しいです。