全国の私立高校普通科でのインターンシップの実施が50%にも満たない中、本校では普通科総合選択コース「キャリア系」全員が創設1年目にして実施に踏み切り、無事終了しました。
「職業の専門教育をほとんど受けていない生徒ができるのか?」「かえって新コースの評判を落とすのではないか?」などの懸念もあり、1日目に生徒を送り出してからは担当教員一同心配で落ち着かない時間を過ごしましたが、各企業を巡回した先生からの生徒たちの様子を聞き、心配は驚きと喜びに変わりました。
「人が変わったように一生懸命働いていた」「担当の方から『うちに就職してください!』と言っていただけた」「生徒の目がキラキラしていた」…。先生方の嬉しそうな声が職員室に響き渡りました。
翌日(15日・土曜)、生徒たちは疲れも見せず全員元気に登校。インターンシップの日誌を提出し担任の先生のチェックを受けました。また、キャリア系責任者の徳光先生を中心に「お礼状書き」に取り組みました。
生徒たちの生徒たちの顔はどことなく晴れ晴れとして、挨拶の声も元気に感じました。3月23日(月)の「インターンシップ報告会」に向けて、生徒たちはこの経験をまとめていきます。
感動の2日間。教員冥利に尽きる2日間。
生徒たちの可能性はすごい。何事もやってみなければ分からない。