東龍 堂々の全国3位!!
7月25日~29日の日程で、「令和6年度全国高等学校総合体育大会 女子バレーボール競技」が中津市ダイハツ九州アリーナ等で開催された。地元優勝を目標に掲げ大会に臨んだ東龍は、予選グループ戦でいきなりアンダーカテゴリーの日本代表が7名所属する金蘭会(大阪府)との対戦となった。超満員の会場の大声援を受け挑んだ東龍だったが、序盤は地元開催で初戦という硬さと相手の高さに苦しみ相手にリードを許す展開となった。徐々に調子を取り戻した東龍は、持ち前の粘り強いレシーブから梶山・藤﨑のスパイクや1年生エースの忠願寺莉桜の強打で23-23に追いついたが、相手の高さに阻まれ23-25でこのセットを落とした。つづく第2セットも落とした東龍は、敗者復活戦に進むこととなった。気持ちを切り替えて臨んだ敗者復活戦では、金沢商業(石川県)と対戦した。序盤から終始相手を圧倒した東龍はストレートで勝利し、決勝トーナメントへ駒を進めた。第5シードの東龍は、2回戦近江(滋賀県)、3回戦米沢中央(山形県)にストレートで勝利し準々決勝に進んだ。メダルマッチとなった準々決勝は京都橘(京都府)との対戦となった。第1セットは、途中相手の勢いに押され5点のリードを許す場面もあったが、持ち前の粘りで終盤に追いつくとそこから一進一退の我慢比べが始まった。お互いに一歩も引かないプレーが続く中、最後は3年生エースの梶山が体勢を崩しながらも執念でスパイクを決め、30-28の大接戦を制した。続く第2セットも一進一退の攻防が続く中、キャプテン忠願寺風來が気迫あふれるプレーでチームを鼓舞すると、チーム全員の思いのこもったボールを2年生エース藤﨑が連続で決めきり、接戦を制した東龍が準決勝進出を決めた。準決勝は、予選グループ戦でストレートで敗れた金蘭会との再戦となった。リベンジに燃える東龍だったが、序盤から相手の勢いに押されリズムに乗れないまま第1セットを落とした。このままでは終われない東龍は、超満員の会場の大声援を力にし、忠願寺風來や大石の懸命なブロックから源田や藤﨑が体を張って相手強打をレシーブすると、1年生セッター吉村の鋭いトスを梶山や忠願寺莉桜が相手コートに叩きつけるなど、相手に一歩も引かないプレーで会場を沸かせていった。リズムに乗った東龍は終始相手にリードを許すことなく25-22でこのセットを奪った。最終第3セットも、会場の声援を力に変えて最後まで粘り強いプレーを見せた東龍だったが一歩及ばず、セットカウント1-2で敗れ決勝進出はならなかった。
最終日まで多く方々が会場まで足を運んでいただき応援してくれたおかげで、選手たちは最高の環境で戦うことができました。ありがとうございました。結果は準決勝敗退となりましたが、大会を通して選手たちの成長をすごく感じられる大会となりました。今後も、国スポ、春高とまだまだ大会が控えています。この経験を最大限に生かしチーム全員で精進し続け、さらなる高みを目指して頑張ります。今後も引き続き、熱い応援をよろしくお願いいたします。
結果
予選グループ戦 東龍0(23-25・20-25)2金蘭会(大阪府)
敗者復活戦 東龍2(25-9・25-13)0金沢商業(石川県)
決勝トーナメント
2回戦 東龍2(25-21・25-21)0近江(滋賀県)
3回戦 東龍2(25-19・25-19)0米沢中央(山形県)
準々決勝 東龍2(30-28・25-22)0京都橘(京都府)
準決勝 東龍1(16-25・25-22・13-25)2金蘭会(大阪府)