「みのりの会」(6/18)を動画で参拝

4月、5月と中止していた「みのりの会」でしたが、6月はあらかじめ収録した動画をクラスで流す形で行ないました。ご講師の長谷山晃子先生(豊前市浄福寺)にはご自坊でご法話を動画に撮っていただき、校長先生、理事長先生のお話とともに放映しました。1年生にとっては初めての仏教行事となりました。

長谷山師は新型コロナウイルスの流行に伴い横行した「自粛警察」、テレビ番組の「テラスハウス」の出演者が中傷により死に追い込まれたこと、さらに、アメリカでの黒人差別に共通して見られるのは、私たちの違いを認めない態度だとし、智慧と慈悲の仏さまの見方で考え、違いを認め合うことが大切であると分かりやすくお話しくださいました。一方で、仏さまのように見ようとしても見られない私たちの自己中心性を見つめることも宗門校で仏教を学ぶことで養っていって欲しいと述べられました。

その後、理事長先生が「扇城学園のSDGs宣言」について説明をされ、学園、高校、クラス、個人でできることから始めようと呼びかけられました。

初の動画参拝でしたが、「教室で法話を聴けていつもより集中できました」「作法の説明もあり、わかりやすかったです」と好評でした。