第73回国民体育大会　3位入賞‼

福井しあわせ元気国体２０１８
緒りなそう 力と技と美しさ
東龍　粘り強さを見せ３位入賞！！

　第７３回国民体育大会「福井しあわせ元気国体２０１８」が１０月５日～８日の日程で、福井県坂井市三国体育館で開催された。 第３シードの大分（東龍）は２回戦からの登場となった。２回戦は奈良（奈良女子）と対戦した。初戦という事もあって、序盤はやや動きに硬さの見られた東龍だったが、キャプテン平山や合屋のスパイクが決まりだすと次第に調子を取り戻し、２－０のストレートで快勝した。続く準々決勝では、地元大応援団を率いた福井（福井工大福井）と対戦した。福井が得点を取るたびに大歓声が沸き起こる完全アウェーの中、東龍の選手達は終始集中力を切らすことなくプレーし、相手の大声援を力で跳ね返し、見事、２－０のストレートで完勝した。この日２試合目となる準決勝では、大阪（金蘭会）と対戦した。序盤より勝ちたい気持ちが先行しすぎ、東龍らしくないプレーから相手にペースを握られ、先に２セットを取られた。後がない東龍は、そこから全員で奮起し、キャプテン平山がライトからキレのあるスパイクや一人時間差を決めると、ライト合屋の時間差攻撃や成長著しいセンター荒木のBクイックが次々と決まり、セッター園田を中心とする東龍スペシャルコンビバレーが炸裂し、２５－１８で第３セットを取り返した。しかし続く第４セットは、集中力が途切れリズムを取り戻せず、セットカウント１－３で敗戦となり、翌日の３位決定戦にまわった。最終日の３位決定戦では、８月のインターハイで苦しめられた千葉（市立船橋）との対戦となった。序盤より両者互角の試合展開を繰り広げていった。その中でも、１年生エース室岡が１６２ｃｍと小柄な体格から豊富なジャンプ力を生かして次々とスパイクを決めると、会場全体から驚きの声と歓声が沸き起こっていった。それに負けじと３年生エースの梅津も奮起し、パワフルで豪快なスパイクを相手コートに次々とたたきつける活躍を見せ、完全にペースを握っていった。途中相手にリズムを崩される場面もあったが、リベロ吉田を中心とした池島、後藤の粘り強いレシーブからセッター園田を中心としたコンビバレーを展開した東龍がセットカウント３－１で勝利し、見事３位入賞を果たした。試合終了直後は、目標の日本一に届かなかった悔しさから泣き崩れる場面もあったが、すぐに次の３年生最後となる春高バレーでの日本一奪還に向けて、選手スタッフ一同、全員で一つになって挑戦することを誓って福井国体を終了した。

今後は、１１月３日・４日の日程で「春の高校バレー　第７１回全日本バレーボール高等学校選手権大会大分県大会」が別府アリーナで開催されます。チーム一丸となり日本一奪還に向け頑張っていきますので、多くのご声援をよろしくお願いします。

結果
２回戦　　　大分２（２５－２０・２５－２０）０奈良
準々決勝　　大分２（２５－２０・２５－１４）０福井
準決勝　　　大分１（２０－２５・１８－２５・２５－１８・１２－２５）３大阪
３位決定戦　大分３（２５－２３・２５－２０・２３－２５・２５－１９）１千葉