2017笑顔つなぐえひめ国体
君は風 いしづちを駆け 瀬戸に舞え
東龍 猛追届かず準優勝!!
第72回国民体育大会「2017笑顔つなぐえひめ国体」が10月6日~9日の日程で、愛媛県鬼北総合公園体育館で開催された。 第1シードの大分(東龍)は2回戦からの登場となった。2回戦では北海道選抜と、続く準々決勝では就実高校を中心とする岡山選抜と対戦し、ともにストーレートで下し準決勝へ進出した。準決勝では、福井県(福井工大福井)と宮城県(古川学園)を破り勢いに乗る埼玉選抜と対戦した。188cm・184cm・180cmの高身長の選手を3人そろえてきた埼玉選抜に対し、粘り強いレシーブからリズムをつかもうとするが、相手の高さにうまくリズムが取れずに第1セットを失った。しかし、2セット目以降は、両サイドの速い攻撃が機能させ相手の高いブロックを翻弄すると、持ち前のコンビネーションで第1シードの力を発揮し、後の2・3・4セットをすべて25-17で取り返し、セットカウント3-1で勝利し決勝へと駒を進めた。決勝戦では、金蘭会と四天王寺の合同チームである大阪選抜との対戦となった。序盤から両チームともにレベルの高い攻撃が繰り返され、一進一退の攻防が続いたが、終盤にミスが出てしまい21-25で第1セットを失った。続く第2セットでは、中盤9連続失点を喫し、最大7点のリードを許したが、リベロ西村の気迫あふれるレシーブから息を吹き返すと合屋・平山の得意のライト攻撃が炸裂し、24-23と先にセットポイントを握った。しかし、最後は相手の勢いに押し切られ29-31で失った。後がない第3セットでは序盤より粘り強く攻め続けたが、相手の勢いを止めることができず終始リードされる展開となった。最後まで意地を見せ猛追しあと一歩のところまで迫ったが最終的には19-25でこのセットも失い、セットカウント3-0のストレートで敗れた。インターハイに続く全国制覇へあと一歩のところまできたが、力及ばず惜しくも準優勝という結果に終わった。
今後は、10月28日・29日の日程で「春の高校バレー 第70回全日本バレーボール高等学校選手権大会大分県大会」が別府アリーナで開催されます。チーム一丸となり日本一奪還に向け頑張っていきますので、多くのご声援をよろしくお願いします。
結果
2回戦 大分2(25-15・25-12)0北海道
準々決勝 大分2(25-23・25-17)0岡山
準決勝 大分3(21-25・25-17・25-17・25-17)1埼玉
決勝 大分0(21-25・29-31・19-25)3大阪